2019年09月07日

百聞は一見にしかず

あんまりやったことないんだけどプロットを作って担当者、または編集部の判断を仰ぐということって良くあると思うんですけど。

会社で言えばレジュメでプレゼン、っていうことになるんでしょうし
そんなの普通のことかも知れませんが、創作ジャンルの場合は善し悪しかもしれません。

私の場合はネームで打ち合わせがほとんどで、持ちこみ時代は完成作品を持っていくのが普通でした。
少女誌、女性誌では女性作家の体力がないからプロットでの打ち合わせが多い、と編集さんに聞いたことがあります。

事前にどのような物を描きたいか?ということをあらすじなどで示す、というのも
上手な人なら有効かも知れませんが、プレゼン力の高い人が有利になりますね。

しかし「おもしろそう」なあらすじ、キャラデザイン、設定、
魅力的なテーマ、狙い、が示されたからと言って
実際におもしろいかどうかは、まだわかりません。
そして連載が始まったけど、思ったほど数字などが振るわなければ、編集部からすると
「企画段階ではいいと思ったんだけど・・」
みたいなことも少なくないでしょう。

だから、映像の場合はパイロットフィルムを用意したりするんだと思います。
撮りたい内容を示すだけでなく、実物を見ることで監督や撮影者の実技を評価できます。
あらすじはたいしたこと無いけど、魅力的な画作り、演出ができるなら、良い作品が完成するかも知れません。
書類審査のみではその大事な部分が抜けてしまうので、
漫画なら実際に描いた漫画を見てもらわないと、と考えるわけです。

さあどうしましょう(投げっぱなしジャーマン)




posted by ゆかわ at 04:50| 東京 ☀| Comment(0) | メモ覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする