後々ヒントにする部分もあるかもしれないので、捨てずにとっておいてます。
この没の山は、元は持ち込み企画として作った物です。
それが没って、しばらくもにゃもにゃして、うにょーっとなって、
形を変えて現れたのがこの【祝う日】でございます。
登場人物はほぼ変わりないけれど、全然違うお話で、もっと悲惨かも・・・
改めてみると絵の感じもだいぶ違うようです。
その当時、確か何社か行ってみたと思うのですが、
結果的に没って良かったかなと思います。
当時はタイトルも違っていて、編集さんの注文で何パターンか書き直したりもしました。
しかし結果的に、現在の【祝う日】の方が全然良いですから。
打ち合わせではよくあることなんですが、注文に応じて直している間に、自分が最初に考えていた書きたいことやテーマがぶれてくることがあるのです。
勿論それはそれで良い場合もあるんですが、一旦没ったその作品に関しては、
「どこが大事なのか?どこを描きたいのか?」
ということをはっきりさせる作業から再スタートしました。
代表作は【祝う日】です、と言えるようがんばります・・・と言いつつ
片付け物は続くのでした。
ううー辛い・・・
