2009年10月13日

雑誌のアンケート

当時はアンケートの結果を聞く方でした。

編集者はこちらから聞かないとあまり言ってくれないものだと思います。
作家によっては聞きたくない人もいるからです。
良かったときは聞きたいけど悪ければ聞きたくない、という人もいますし、編集さんも特に良かった場合は言ってあげる、という人もいると思います。

私は自分の作品についてのデータはできるだけ知りたかったし、会社は知っているのに作者である自分が知らないのはなんか気持ち悪いなと思っていたため、
つまり、「良くても悪くても教えて欲しい派」でした。
逆に編集さんはアンケートが悪い時は言いにくい場合もあるようで、それこそ業務の一環として淡々と教えてくれれば良かったのですが、その時に関しては無理強いしたみたいでちょっと悪かったかもしれません。

一応のデータとして把握したいだけなので一喜一憂はしませんでしたが、それなりに良ければ嬉しいと思うものです。
良かったのはユーレイくんの出てくる話です。もしかしたら一番人気だったのは彼かも知れません。
作者の考えや気分が反映されやすいキャラだったので、それはちょっと喜ばしいことでした。
ほか、特に良かったのを覚えているのは、猫ばあさんの出てきた話です。
アンケートの感想の数も相当多かったらしく、編集部も驚いていたようです。
やはり猫好きな人は多いのですね。
ぬこは強し。

悪かったのは5巻に収録のストーリーで、もう大変に人気がなかったと思っていたんですが、後から直接読者さんの話を聞くと、あの話が好きだったという人が少なからずいるようで、救われた思いがしました。

また、アンケートハガキには「特に何が面白いというわけでもないのに読んでしまう」とか、「なんとなく読んでいたらいつも読むようになった」など、漠然とした感想も多く見られました。
「一番好きな作品」に選ぶ人が多い作品ではなかったと思います。
しかし、そんな作品がアンケートの2位とか3位とかに躍り出ることが稀にですがありました。
(ちなみに当時の1位は不動で常に某女神様でした。)

ほとんどの読者が「一番好きというわけではない」と思っている作品に、何となく丸を付けて返してくれた結果、
強力な広告塔(<芸能人が勧めるとか)や大勢の信奉者がなくとも人気が出せる。
ことがたまにある。

サンキュー浮動票!
誇らしかったです。

当時何となく読んで何となく好きでいてくれた皆様本当にありがとう。
またストロウイカもそういった有り様でいたいと思っています。
商売人には理解しがたいスタンスで。
どうぞ何となく読んで下さい。犬
posted by ゆかわ at 01:17| Comment(0) | むかし話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。