2011年07月15日

すでに祝福されて在るきみへ

3巻のサブタイトル。

電波オデッセイ全3巻、発売中です!
いっかんづつ、じりじりと、全部が出そろいました。
そして巻末おまけ漫画も含めての、完全版であるといえるでしょう。


復刊ドットコム「永野のりこ」の商品一覧

彼女は中学生。
そしてパッセンジャー。
ある日、彼(オデッセイ)が現れておしえてくれた。

君はパスポートとビザの期限が切れるまでの間、地球に観光に来ている。
心一個分のオミヤゲを持って帰れる。
パスポートが切れるまで楽しめばいい。

なーんだそうだったのかーっ\(^O^)/

丈夫な乗り物(肉体)を持って、この地球のあちこち行けたり見たり聞いたり出来るなんて。
彼女に、ラッキーだったことが伝えられた。
この地球へと、歩き出す彼女。
とりあえずは学校へ行くとか、そういうこと。
観光と言ってもここは平坦じゃない。
山あり谷あり、時には冒険とか修羅場とかになっちゃうかも。
それに彼女には「過去の彼女」というやっかいな身内?もくっついていて、普段は忘れているけど彼女とは常に一緒に歩かなきゃならない。
でも、オデッセイはそんな彼女を見つめ、時には語りかける。
彼女の旅が終わるその日まで。


好きなキャラはてんこちゃんかなー。ふへっ
北森くんのエピソードは特に好きです。
たくさん人物が出てきますが、それぞれに事情があって、みんな生きています。


3巻の帯に和田慎二先生がコメントを寄せていらっしゃいますが、
7月5日にご逝去なされたとのことです。
ご冥福をお祈りいたします。



以下ネタバレかも。
ていうか全部読んだひと向け。





最後のおまけ漫画を読んだ方、どう思われましたか?
最初はカワベリさんとトモちゃんの事だと思ってたし、そこへ現在の原さんが来て、みんな元気で・・・という展開になって終わるのかなあと思いました。
2話目を読んだところまでは。
しかし、そうではなかった。
私には、彼女がすでに、(もちろん観光を充分楽しんだ上で)帰ってしまったのかと思いました。
そしてかつての級友を・・・そして読者をも
見守るオデッセイ的なものへと昇華したのか・・・
つまり何になったかといえば、天使になった・・・?
みたいに思ってしまったのです。
本当はそうじゃなくて、未婚の母とかになった原さんが子育てばたばたしてて、全くいそがしーよ金は無いしまったくぅ!
みたいな方がいいんじゃないかと、
だったらそのように想像すればいいのに、
もう原さんはどこにもいないような気がしちゃって、自分がそんな想像をしてしまったことに対してすこし、軽くぼーぜんとなったり。
そのかわり、というのも変だけど、読者は天使もしくはオデッセイ的ななにかになった原さんによって守ってもらえるんだ・・・っていう、
アレな感じとかにも。
永野先生は、もしこの後しばらく続編を描くならば、どうされたかったのか?
一番近い候補はどれか?っていうのは気になりましたが、
ゆだねられたから、彼女のことは。
そして、たのむねって言われちゃったから。彼女に。
最後まで読んだ皆さんには、どんな原さんが出現したんだろう?
と思ったのでした。

「ハラ・サン」には受けました。
アサシンに似たことばではないかとっ!

私たちはパッセンジャー。
皆さんへ。
よい旅を。
posted by ゆかわ at 11:18| Comment(0) | メモ覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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