2017年01月19日

読み手の存在がないと成り立たない作品


コメントいただきました。
ありがとうございます。
http://www.tinami.com/creator/re/985

20年前ぐらいの作品になりますが持っていただいているのですね。
ありがたいことです。

最近、気分とか状況の整理もあって昔のことを思い出したりしてるのですが。

しにません

あの作品はなんだったのかと作者なりに考えますと、一本筋の通ったテーマ性の高い作品というわけではなく色々な要素が入っているので、見る人それぞれにゆだねられていたと思うのですね。
もちろん作者として、この話はこんなかんじでこう、というつもりで描いてそれが伝わってるときは嬉しいし、別の解釈があるとわかるのも面白いですし、とにかく感想いただけるのが嬉しかったです。
広く読んでいただけるという意味ではやはり雑誌掲載はいいですよね。

実はあるとき「反町くんのような作品を描いて欲しい」というオファーがあり、自分ではできると思ったのですが結局相手とのやりとりの中で作ったネームは総没、ということがありました。
自分としては「反町くんたちの隣町の学校の出来事」みたいな設定でやってたのですが、キャラが変われば雰囲気なども変わります。似たような人物を出すつもりはなく、学校、高校生、という枠組み、状況だけが同じ、それで別キャラなので別のことが起こる、これで「の ようなもの」として成り立つと思っていたんです。
しかし、通りませんでした。
敗因としては、クライアント側と「反町くんとはどのような作品だと思うか」ということを話し合わなかったことだと思われます。
人物の名前と外見を変えて中身を同じにして、と言われたら無理だし、BL要素を出して、と言われたらその時点で引き受けられませんし。
というわけで、それぞれの読み手のみなさんが心に持ってる物と反応して、読んでもらって完成する反町くんだったと思います。
終わりです
posted by ゆかわ at 09:50| Comment(0) | お返事コーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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