https://ebookjapan.yahoo.co.jp/special/tezuka_hinotori_cp/index.html
小説新連載とのことで無料公開中
いつまでかはわからないのでお早めに。
前半は結構覚えてるので後半を読んでたんだけど、
スキャンの歪みをそのままにしてるページが結構あって気になりました。
チェックするモニタ画面が小さいと気づきにくいとかなのかな・・・

たまたま大きめの画面で見てたので、え、これ放置?とかびっくりしました。。
紙の本ではあり得ないのでこういうのはちょっとアレだなと。
さて、小学生の頃火の鳥のムック本を揃えて愛読しておりまして、
その頃の印象は「大人向けのちょっと難しいまんが」だったのですが、
今見ると子供向けにおもしろ表現もたくさん入ってて、
パロディでおそ松くんまで描いてありました。
アニメ化などするとこういう遊びの部分がなくなってしまって味気なくなることも多いですけど
最近GYAOでやってた「ジャングル大帝」の作画、音楽がじつに素晴らしくて、
今では続編のレオが大人になった「ジャングル大帝 進めレオ!」配信中です。
前作とは若干テイストを変えてきてるかんじなので、大人になったレオを、大人になった自分の目で最後まで見れればと思ってます。
https://gyao.yahoo.co.jp/p/00923/v00060/
戻しますが、
当時おそ松くんを見てなかったのもあってこの箇所の印象は薄く、もっとシリアスな、スト−リーが動くような絵の方が強く残ってます。
でも手塚先生のギャグは大好きで、猿田彦がキスされて作画崩壊とか楽しいです。
作中で有名なのは、やはりあの崖登りのシ−ンでしょう。
今ではボルダリングというスポーツもあるので、もっとすごいハングオーバーを登れる人もいるだろうと思うからちょっとぬるく感じてしまったけど、でも当時は不可能感バリバリでしたことですよ。
ところどころ文章のかたまりがあり、子供向けではやらない表現だろうと思うので
やはり読者対象とする年齢層は高めの設定であったのだろうと思います。
小学生読者としては、大人っぽいまんが見てる自分イケてる♪みたいな気持ちもあっただろうなと思います(´ー`)
時々舞台演劇風の横長コマ固定四段割りページがあって、たいくつなのであんまり好きな表現ではなかったんだけど
今見るとなんか味わいがあります。
古い手塚まんがではよく出てきますね。
手塚作品というと、命の尊さが!人類の愛が!とか説教臭い話を先に聞いてしまって敬遠してる人はかわいそうです。
まあそういう要素もあるわよぐらいでいいと思います。
これだけの長編を一気読みさせる手腕はさすが巨匠。
うならされるこの構成力、そして私はやっぱり手塚先生の絵が好きです

絵が古いとか思ったのと違ったとかそれぞれ感想は出ると思いますけど、ご一読はおすすめしときます

追記・いわゆる説教めいた感想とか解説が不要かと言えばそうではなくて、まんがは悪書だとかまんがばっかり読んでると馬鹿になるとかそう言うまんがへの理解の欠けた大人の皆さんへのトリセツとして役に立っていると思います。
親に手塚作品を与えられてお勉強だと思って読んでて、他の手塚作品も見てみようとなんとなくきりひと讃歌とか奇子とか見ちゃった子の感想聞きたいし(´ー`)
普通に名曲
映画『火の鳥 鳳凰編』主題歌
鳳凰編の原作は好きなんだけど多分見てないなー・・・