2019年11月10日

ゾンビの思い出とか

検索してたらこんなのを見つけてしまいました。


「ゾンビ-日本初公開復元版-」本予告|2019/11/29(金)公開

「ゾンビ」日本初公開復元版、11月29日公開! “惑星爆発の光”とらえたビジュアル発表
2019年8月30日 16:00
https://eiga.com/news/20190830/16/

いい肉の日公開だそうです。
ホラーなおじさん達が集合しそう(´ー`)
その筋で今ではロメロ版が「本編」みたいな扱いですが、確かに興味深くはあります。


バージョンがたくさんあることに関してはこんなインタビュ−が。

『ゾンビ』のバージョン乱立の裏話(ロメロ本人によるインタビュー証言あり!)
2018.11.16
https://www.thecinema.jp/article/727

以下引用




−−『ゾンビ』には監督の手がけたバージョンは127分のアメリカ劇場公開版と、139分のエクステンデッド・エディション(ディレクターズ・カット版)がありますね。


ロメロ 僕自身、いろんなバージョンが出ているのは知ってるんだけど、それぞれのバージョンを全部は観ていないし、どれがどれだかよくわからない。契約上ダリオ・アルジェントがヨーロッパの公開版の権利を有し、彼がカットするという条件だった。それは彼の方がヨーロッパの観客の好みを知っていて、僕のほうがアメリカの好みを知ってるからっていうことで、だから僕がアメリカ公開版をカットした。それがオリジナル版かと言われればそれかもしれないし、ダリオのカットしたものもあるし、僕が一番最初にオリジナルをカットしたものもある。だから何をもってオリジナルかというのはわからないし、よく特典映像とか言って誰も観ていない映像ってのがあるけど、そういうのは僕も見てないくらいでね(笑)。いったい誰が撮ったんだというような映像があるもんね、『ゾンビ』には。

(中略)

 そもそも、なぜこうしたバージョン違いが生じたのかは、ロメロが言及したとおり流通権の分与が起因となっている。国内での資金調達に限界を覚えたロメロと製作会社「ローレル・グループ・エンタテインメント」の代表リチャード・P・ルビンスタインは、資金援助を海外に求め、同社の渉外担当であるアーヴィン・シャピロを通じて『ゾンビ』の脚本を海外の映画関係者に配布。それに反応したのが、当時最新鋭のサラウンド音響設備を活かしたいという理由で作品を探していた、プロデューサーのアルフレッド・クオモだったのだ。加えて氏がダリオ・アルジェンドへと脚本を手渡し、彼らはヨーロッパと極東、そして日本など英語圏以外の権利と引き換えに、イタリアの映画製作会社「ティタヌス」に流通権を販売。投資をバックアップしたのである。





とのことです。

その筋では、アルジェント版はロメロオリジナルからの改悪版なので日本公開版も含めよろしくない、みたいなご意見がありますが
「興業上のバージョン違い」みたいなものかと。
アルジェント版の冒頭テレビスタジオシ−ンはいかにもアルジェント風なので
アルジェントが撮ってつけたのではと想像できますし、それはそれで楽しいかも(´ー`)
確かに雰囲気は異なりますが、ゴブリンの曲が好きなので私はどっちもありです

1129の日とかwikiとか見てたら公開当時の様子などを思い出してきて、
その頃列島はオカルト映画が流行、アルジェント監督も「サスペリア」で話題をさらっています。

「エクスシスト」
米で1973年12月26日、日本で1974年7月13日公開

「オ−メン」
イギリスで 1976年6月25日 日本で1976年10月16日公開

「サスペリア」
イタリアで1977年2月1日、日本で1977年6月25日公開
(いずれもwikiペディアより

オカルト映画花盛りですねえ・・・
マニアだけではなくみんな観てましたから。
あの頃に戻って再体験してみたい。

「ゾンビ」は
1978年9月にイタリアで公開、日本では1979年3月に公開

特にエクソシストの大ヒットは凄まじく、
ここからずっとオカルト映画のターンみたいだったところへの
生ける屍降臨。
これはある意味事件です。

オカルトは神や悪魔、心霊現象などを扱うジャンルで、
「ゾンビ」も作中で宗教的なものと結びつけられてはいますが、
(ちなみに原題は Dawn of the Dead, 「ゾンビ」とつけられたのはアルジェント版、つまりロメロ監督は「ゾンビ映画」のつもりで作ってなかった
生々しいフィジカル表現やアクションシーンで盛り上げるなど、
今までのオカルトとは違う「ホラー」作品の出現に、人々は大きな衝撃を受けたのだった!
みたいなところだと思います
私はリアルタイムでは見ていませんが宣伝は結構覚えてます。
今までの恐怖映画で一番怖い作品といわれてた気が・・・
売りは、オカルトとは違うそのリアルさ、生々しさ。
とにかく雰囲気が怖すぎ
顔を青く塗っただけの人が写ってる写真も怖かったし、「未知の物」としての怖さもありました。

その頃のわたくしといえば怖い映画が苦手で、見に行こうなんて全く思ってなかったです。
その後は無事ホラーファンと化しましたので、超有名作はやはり観ておかないと・・・というわけで94年(ごろ)のディレクターズ何とかを見に行って
そこでいきなり大好きになってしまいました。
こんな素晴らしい作品を私はちゃんと観ていなかったなんて・・・

かつての私はその後徐々にホラーを克服し、むしろ見ていこうという方向性になって
今ではほとんどしなくなった映画のレンタルをいうものをしてみました。
その頃TSUTAYAみたいな大型チェーンは存在せず、個人経営のレンタル店がほとんどでした。
(駆逐されてしまいましたね。。。ホラーが並んでたマニア店も今は昔でさみしい)
専門店以外にレコ−ド店や書店でもレンタルを始めていて、私はある日一本のホラー映画をレンタルします。
生まれて初めて借りたビデオ。
書店の隅っこの小さなラックに並んでいる作品は十数本程度、その中からなんとなく、ジャケで決めました。
それはロメロ監督の「マーティン」という作品でして、
恐らく低予算で、何の特撮もメイクもアクションもなく
(あるけど派手ではない)、
自分が吸血鬼だと信じる少年が出てくるのですが本人がそう言っているだけで証拠はありません。
牙もないし昼間も行動していることについては本人が理由を説明します。
もし本当の吸血鬼なら・・・。
いやそんなものいるはずがない。
だがしかし・・・
彼を注目する神父の存在。
(牧師?カトリックではないかと思うので多分神父。プロテスタントなら牧師)

淡々とした進行、本人の主張という設定だけで物語が走る感じとか、
シンプルだけど色んな要素で恐ろしさが表現されていまして
予備知識なしで観てたのでラストの衝撃がものすごかったです。
彼がどっちなのかという認識によっても変わるかも。
観るつもりの人は検索なしの鑑賞をオススメします。
見る人によって、どう受け取るかで、印象は変わるのではないかと。
これはもう一回観ないとまずいんですけど果たされてません・・・

ホラーも好きですがじつはサイコサスペンスが大好物で
特に特撮とかメイクもなくしかしなんだか怖いやつとか、
こうだ!ということではなくどうとでも解釈できたりとか、
鑑賞後もやもやするやつがとても好きで、
これはまさにそのお手本的な作品だと思っています。
しかし好きなものって出会いが少ない・・・

ロメロ監督は2017年に亡くなっています。
好きだけどあんまり追わない追えない自分としては、なんだかんだでロメロ作品は割と観れてます。
GYAOアルジェント版で観たゾンビでも、映り込むものも含めて好きな画面だなと改めて思いました。
あの時どうしてファンタに来てくれなかったのかな、お会いしたかった。
素晴らしい作品をありがとうございました。



ブルーレイ出たんですね。こうしてみると怖そう。
実際はあんまり怖くないかも、不気味な、あやしい、雰囲気だと思います。
映像の古い感じが良いなあ。無リマスターむしろ有り難し。
ジョージ・A・ロメロ追悼企画 マーティン/呪われた吸血少年 特別版 Blu-ray PV
当時のジャケはドアからのぞくマーティンが注射器をくわえてるとかだったと思います。

941 回視聴 •2018/11/01
本日2019/11/10 さみしい・・・(´Д`)


そろそろブルーレイ買わなきゃだめかなあ・・・
稼ぎが生活に消えていくのでこっちはなかなか。
ラベル:ホラー
posted by ゆかわ at 01:13| 東京 ☀| Comment(0) | むかし話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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