ふと思い出したのですが。
同人誌lopの後書きに書いたのですが、
シロチャンみたいな謎生物が出てくる70ページの作品を書いたことがあります。
自主的に。
持ちこみのときにその作品のネームを原稿と一緒に見てもらおうとしたのですが、担当者が後で見るので置いといてと言うので置いてきました。
そのときはだいたい月一で、出来た原稿を見てもらってました。
次の持ちこみの機会に前回のネームの話がでるかなと思ったら全然出ず、忘れてるのか無視してるのかちょっとわからなかったので、勇気を振り絞って前のネームについて聞きました。
ネーム自体は見てくれたようですが、
コメントがない・・・
再び勇気を振り絞って訪ねました。
「話になってましたか」
「話にはなってた」
担当者は去りました。
その後、ファンタジー漫画を思いついて書き始めていました。
また持ち込みに行ったとき、何の気なしにそのことを話してしまったのです。
「今、ファンタジーみたいなのを描いてて・・・」
「あーそういうの描かなくていいよ」
私はその言葉にショックを受け、家に帰ると机の肘引き出しにしまっていた描きかけの3ページの原稿を取り出し、庭で火をつけて燃やしました。
燃やすのはもったいない、そこまでしなくてもいいのでは・・とも思いつつ、
あまりのショックと怒りと悲しみとなんだかわからない感情がない交ぜになっていたと思います。
今だったらそこまで出来ないし、しないでしょう。
燃やした様子を白黒フィルムの写真に撮りました。
何か資料になるかも知れないと思って。
編集者に漫画の資料写真は白黒で撮れと言われたからです。
写真は探すとどこかにあるかも知れません。
編集者がファンタジーを禁止するのは理由があって、読者がいなかったからです。
受けないし売れないから。
SFやファンタジーは専門の漫画誌があり、一般の少年誌ではごくわずか。
新人がSFやファンタジーをやろうとしても、通らない。
今の時代になって、ゲーム設定のファンタジー漫画が増え、大人向けでは現代物もまだ多いですが、少年漫画では学園ものや純然たる現代物は逆にマイナーになってしまった気さえします。
燃やした漫画は別の内容だったけど、死蔵している70ページの原稿がlopの先祖です。
私のファンタジー作品は、あのときの燃えかす。
やっていい、ていうかやるべき。
今こそ。
ほぼ後書きがメインのこれにある程度書いてます。
Living On a Platform 2018
https://bookwalker.jp/de5e6e96e8-250d-477a-bbce-36ef280ab750/noteに出してると思ったら出してなかったです。
画質に難があったのか・・
パブーは放置中です。
いつ形になるのか・・・
ばばっと勢いでできたらいいんですけど。
1日か2日ぐらいで第一話分を。
できましたっつってピクシブとかツイッターとかに。
とりあえずシナリオの見直しから。
posted by ゆかわ at 07:40| 東京 ☔|
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lop
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